優しさ?
先日始発駅から電車に乗っていて、心地よい揺れで寝ていると
たまたま起きたタイミングで4、5歳の男の子とお母さんが乗ってきました。
わたしの右斜めに立ったその親子をチラッと見たものの
寝ぼけていた私は寝直し、
次に目を開けた時には、さっきの男の子がお疲れモードになっていた。
いつのまにか満員の車内。
〔次の駅に着いたら席を譲ろう、でも今更って思われるかな。寝直してからどれくらい経ったんだろう〕
と考えていると
男の子が「座りたい」と言い始めました。
〔もちろんいいよ!遅くなってゴメン!でも、揺れて危ないから電車止まってからね!いや、、、次の駅まで距離あるな、どうしよう〕
とソワソワしていると
お母さんが「いつも座れるわけじゃないんだよ。ちゃんと掴まって立ってて」と男の子に言ったんです。
たしかに!
その後、ちゃんとポールにつかまり直した男の子に
「えらいね、ちゃんと出来るね。お昼は食べたいもの食べよう。何がいい?」
って、客観的に見ててすっごく良かったの。
少し不満そうにしゃんとした男の子が少し凛々しく見えたの。
あの時わたしが男の子の発言後すぐに席を立っていたら、
あの子の心の成長を邪魔してしまっていたのかもしれない
と思うと、席を譲るって時と場合によるのね。
課外授業気分で街歩き。
お勉強になるね。
あずさ
カテゴリー: 投稿日:2018年6月26日