続、ダラリラリーン
朝9時半、またバスに乗り軽井沢駅へ。
そして、母が楽しみにしていた《ろくもん電車》の旅〜!!
乗車口に赤い絨毯が敷いてあって、ドキドキ!
乗車してから、内装に興奮爆発!
母と2人、幸せのニヤニヤ。
列車が出発するとコース料理が出てきて、
料理は全て地産の、地元シェフによって作られたもの。
しかも「こちらの駅で前菜を作ったシェフのお手振りがございます」とアナウンスがあり
ホームを見ると、コックの格好をした男性が走ってるのが見えました。
そして出発。
さっき走っていたコックの格好をした人が先頭で手を振っていたんです!
この後も、ずーっと各駅で誰かが手を振ってくれていた。
地元組合の人、メイン料理を作ったシェフ、休日出勤のしなの鉄道社員、
真田幸村の六文銭の陣羽織を着た駅長さん、最終駅では沢山の駅員さんが。
手を振って「行ってらっしゃい!」ってされることがこんなに嬉しいなんて
ホロリ涙が出そうな、不思議で温かい気持ちになりました。
広大な景色を眺めつつ食事して、ホームに出てを繰り返しているから
(強制ではないが、出るとおもてなしがある)
2時間25分はゆるやかに、でも充実した時間となって過ぎていきました。
で、長野駅に到着し、目的のお墓参り。
雑草を抜いて、いっぱいお水かけて、手を合わせる→一気に寂しくなる。
違う!きっとお母さんが「喜んでると思う、ありがとう」って言うから!
会えないなー、あーもう会えない。だって、本当にもう会えない。
母が、涙が出そうと言った後に「亡くなるってこういうこと」と続けたのを
聞こえないフリして、この旅はおしまい。
笑って、癒されて、満たされて、泣きそうになって・・・忙しいなぁ。
あずさ
カテゴリー: 投稿日:2017年11月6日