迎賓館
現在一般公開されている迎賓館へ行ってきました。
首脳会議や晩餐会などの公式行事が行われる場所に足を踏み入れることが出来るだなんて、
招待されたわけじゃないけど、なんとなくシャンとした気持ち。
いくつもの部屋、大ホールを見学でき、自然と歩くスピードが遅くなるほど
大理石の色、壁や天井の装飾が繊細で華やか・・・よくわからないけどスゴイ。
フランスの宮殿を模範としていますが、主庭には松、室内では甲冑や刀の装飾、七宝花鳥図が掛かっていたりと
所々に「日本」がちりばめられていて、面白い。
あ、各部屋に説明してくださる方がいるので、色々お勉強にもなりました。
わたしは「羽衣の間」が印象的だったかなぁ。
謡曲「羽衣」の景趣が描かれた天井を見上げると、エメラルド色の空から花びらが舞い散り、
壺からは白い煙が出ていて、カラフルな花を引き立てていました。
さらりと掛かった羽衣が、描かれてはいない天女の姿を連想させ、ドキドキ。
残念ながら室内の撮影は一切禁止だったので、ぜひ直接、ご覧あれ〜!
・・・行ってよかった。
普段、人間国宝の方が作った作品や
中世ヨーロッパのものを間近で見る機会はないから、
神社とはまた違ったビビビビをもらい、
スゴイものを見せてくれてありがとうと言いたくなったのでした。
あずさ
カテゴリー: 投稿日:2016年9月23日