7月
ひろい海のどこかに 小さな魚の兄弟たちが楽しく暮らしていた。
みんな赤いのに 1匹だけは真っ黒。
泳ぐのは誰よりも早かった。名前はスイミー。
ある日、恐ろしいマグロがお腹を空かせて突っ込んできた。
一口で小さな赤い魚たちを1匹残らず飲み込んだ。
逃げたのはスイミーだけ。
スイミーは暗い海の底を泳いだ。
怖かった。淋しかった。悲しかった。
けれど、海には素晴らしいものがいっぱいあった。スイミーはだんだん元気を取り戻した。
(中略)
その時、岩陰にスイミーとそっくりの小さな魚の兄弟たちを見つけた。
「でてこいよ」とスイミー。
けれども、小さな魚たちは大きな魚を恐れて出てこない。
(中略)
「みんな いっしょに およぐんだ。うみで いちばん 大きな 魚の フリして!」
スイミーは決して離れ離れにならないこと、持ち場を守ることを教えた。
みんなで1匹の大きな魚みたいに泳げるようになった時 スイミーは言った。
「ぼくが、目に なろう」
・・・
診察券入れは チクタクチクタク時計草→うん!僕が目になるよ へ。
白い紙を小さくカットし、色鉛筆で塗る。これを繰り返す、根気のいる作業。
だから、色も形も、みんな特別な子。
タマさん作でした〜。
たくさんの時間を割いて作ってくださったことに、感謝感謝(;_;)
今読んでも素敵なお話のスイミー。
この短いストーリーの中に、学ぶことがいっぱいです。
あずさ
カテゴリー: 投稿日:2016年7月1日