住めば都?
環境が違えば考え方も習慣も違って当然なのに、何故こうなってしまうんだろう。
先日、生まれてからずっと北陸住みの友人が遊びに来ました。
神奈川に住むわたしと、東京に住む友だちと3人で話をしていると
何かと「関東の人は」といっていることに気付きました。
私たちが無意識に嫌味のようなことを言っていたのか分かりませんが
なんでそんなこと言うの。
わたしの住んでいる場所を「いいね」と言ってくれる人もいれば「それ、どこ?」という人もいます。
どんなに説明しても分かってもらえず、落ち込んだこともあります。
それでも便利不便ひっくるめて地元と呼べるこの場所が好きですし、住む人も大好き。
(そういえば昔、付き合っていた人が住んでいる所を冗談でバカにしたら
「生まれ育った場所をバカにされた気持ち分かるか」ととっても怒られたっけ)
思わず、住んでる所が嫌なのか聞いてしまいました。
だって、なんか悲しいもん。私たちを盛り立てるためだったのか、本気で思っていたのか、それともお腹の中では笑っているのか
返事は「地元をいいところだと思ってるよ」だったけど
だったらそんなこと言っちゃダメだよーという気持ち。
東京にはいろんな物があって、イベントもいっぱいあって羨ましいって
そりゃそうかもしれないけど、隣の芝生は青く見えるのですから。
お隣の芝はいつも手入れが届いてる?
隣の芝生が青いのだから、その隣も青いのでは?
あっちの家はよく日が当たるから、ここからは見えないけどもっと綺麗なんだろう?
そんなの永久にキリがない。海外まで行けちゃう。
ここの芝はだいたい伸びっぱなしで、虫が発生しちゃったら切るよって所だけど
住人はハッピーみたいだし、わたしもハッピーだから、やっぱりここだって。
違いを分かり合いたいんじゃなくて、全部そのままに
それがいいなぁ。
あずさ
カテゴリー: 投稿日:2016年6月8日