血液サラサラのお薬
日常歯科診療でも 心房細胞、脳梗塞や人工弁置換術などの既往歴を有するクライアントさんは、ワーファリンやアスピリンなどの抗血栓薬を服用していることが多いんですね。 いわゆる 血液サラサラの薬です。
こういった薬をのんでいると インプラントのオペが出来ないと 思い込んでいるクライアントさんが、時々いますが、 そんなことは 決してありません。
普通に オペしています。 癌の方も 多くの人が オペを受けていますよ。 問題は血液サラサラの薬を飲んでいる場合、その薬を オペ時に、一時的にやめるか そのままで いるかなんですね。
日本ではデンティストは、抗血栓療法中の患者の抜歯の際には術後や術中の出血を恐れ、抗血栓薬を中断していたんですね。 しかし 近年では、抗血栓薬の中断による脳梗塞などの血栓官塞栓症を誘発する危険性が問題視されているんです。
カールトン・インプラントセンターでは 内科主治医と相談して ケースバイケースで 対応させてもらってます。
今回は 止めずに薬を続行している。パターンです。
このようにインプラント一本埋め込みのケースです。 切開すると、ものすごく出血してきます。血液サラサラの薬の影響ですね。
そのまま インプラントを埋め込みます。血の海の中で埋め込みますが CTスキャン等により 確実にイ位置を、把握しているので、何の不安もありません。
このように オペは20分程で終了。 次の日の消毒でも ほとんど 腫れも無く、クライアントさん元気にしてましたよ^^@。
カテゴリー: 投稿日:2009年6月7日