イワン
イチローは、好きだけど、一番手は、野茂英雄。本田圭佑は見ているだけで熱くなる、最高の男だけど、一番手は、三浦カズ。
要するに、各界のパイオニアだ。
パイオニアになれる人は、本当に数少ない。
オイラも、何かで、パイオニアになれたらな・・って思う時あるもの。とてもレアなトビキリの存在なのが、最初のひとりだ。
一旦、話を、横道にそらすけど、上記、4人の共通点は、監督に「生意気」というレッテルをまずは貼られたこと。イチローなんて、どうにもこうにも上手いのは、誰の目にも明らかだったけど、
当時の監督が、礼儀を教えるため1軍に上げなかった。 本田圭佑の生意気ぶりは、説明に及ばないよね。
オイラは、もうどうにも止まらないほど、圭佑、
大好きだけどな。 前号で咆哮した、
「イッチャてる奴」の代表例だよ。オイラからみるとね。 「日本人初とか、興味ない。俺が見ているのは、遥か、もっと上なんで!」とかあえて公言して、自分を追い込むスタイルは、これぞ、本田圭佑。
オイラの書斎には、圭佑のゴールシーンの写真に彼の言葉
「打開しないと上にはいけない。壁があったら殴って壊す!」と付記して掲げて有るくらいだもの。 オマケに彼のテーマ曲大黒摩季の「熱くなれ」もiPhoneにキッチリいれてるよん(^^)/。
オイラは『言葉のちから』にとても重きを、置くので、尊敬している人物の「ことだま」をしっかり受け止められるようにしている。
もう、前の話だけ
ど、W杯後に、圭佑が、さらりと、
「目標(優勝)を達成することはできなかったけど、批判をする人がいなかったらここまで来れたかわからない。応援してくれた人だけでなく、批判をしてくれた人にも感謝したい。」って言ってたんだ。 オイラ思わず目頭が熱くなったよ。すべて覚悟の上で、発言し、行動しているんだ。カッコヨスギルゼ! どこまで オイラを揺さぶるんだ・・・
おっと、圭佑の話をしだすと止まるはずもないので、軌道をもどそう!
今日は、今まで話題に出したことのない オイラの尊敬している日本人で最初のノーベール受賞者「湯川秀樹博士」の話なんだ。
博士は、人と交わることよりも、ひとりで本を読む事が好きな少年だった。
目立たなくて無口だったので、あだ名は「何も言わん」で「イワン」だった。 バカにされていた感じだ。
京大卒で「中間子理論」でノーベル物理学賞。 1949年の事。オイラの生ま
れるずっと前、この受賞に、終戦直後の日本がどれだけ勇気づけられたかと思うと、言葉が出ない。
もともと数学が得意中の得意だったらしんだけど、「教えた方法と違う方法で解いたから」点数をもらえない、ということがあって数学への興味を失ってしまったそうだ。 無口な彼は、それでも、「白紙の状態から誰も描かなかった世界を創り出したい」って反抗したらしんだけど。
「イワン」はあまり言葉が得意ではなく、ディべートできるタイプではなかったんだね。
湯川博士は受賞後、米国の名門「コロンビア大学」の教授になるけど、世間的にはとても地味な生涯だった。 オイラから見ると、格好良すぎる人生。 このファイマスな写真、
オイラのお気に入りなんだ。
一緒に居る白髪の人 誰? なんて 言う超愚問には答えないヨー(^^;)
そんなしゃべるのが得意でなかった湯川博士が、いつも色紙などに書いていたお気に入りの言葉があるんだ。
言葉のちからに重きを置くオイラが、
とてもとてもそ、とっても、大切にしている言葉でもあるんだ。
まさに 『言霊』 シンプルだけど、来る。
『一日、生きることは、一歩 、進むことでありたい。』
湯川秀樹
「イワン」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年2月18日
師匠が 4人の名前を挙げて言われているが、どんな 業界でも パイオニアに対しては あまり意味の無い前進を阻む 強烈な逆風が正面から本人に吹いてくる。(この 行為を 力に変えている人も大勢いるので 安心なのだけれども) 生きるか死ぬかの戦いのさなかにいる オイラたちの日々の生活。
オイラの場合教師が教えてくれた解き方で試験の解答を導くのがいやで(正に 生意気そのもの)しかも 最後の結論まで行かないのだけれど 話しに行けば 聞いてもらえ 教師が 『なるほど そんな解き方もあるのか』と 言ってくれた 理科系の教師にめぐり合っている。幸せだったのだ 今も感謝している。思考の原点を ぶち壊されなくて。
『生意気』この言葉に どれだけの人が才能を無残にも壊されてしまったか。
『生意気だ 礼儀を知らない奴だ』と言った本人は 生意気でないのか 礼儀をわきまえているのか ただ、上司だとか 監督だからというだけで 自分の役割をそれこそ知らない 何をしなければいけない立場に置かれているわかっていないのではないか?『育てる』事が 使命なのに。
自分が才能で劣っているから 優れた人に勝てないと解っているから こんな言葉が 出るのかもしれない。
『言葉のちから』は、凄いものだという 経験をすべきだね。
相手に対しての 一言が その人周りの人達の
気持ち 才能 ちからをプラスにもマイナスにもする。
それも100倍なんて単位でなく。
どんな分野かなんて 関係なく 昨日の自分と 今日の自分に 自分で決めたものに 向かっていたか 後退したか 何も変化が無いのか 一日の終わりに あるいは 一日の初めに 考える少しの時間と心の余裕を身に付けてほしいね。
わが国に諸外国より優れたものが激減している 今。今を生きている日本人として 『自分で出来る範囲(必ずある)で 進歩に貢献し 明日を迎えよう』